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奈良国立博物館と大和文華館 Nara National Museum and the Museum Yamato Bunkakan [Ausstellung 展覧会]

奈良の国立博物館前では鹿に持っていた紙袋を食べられました。
ここでの書跡は見所です。
今回見れたものを三つ。

空海(弘法大師)の筆はさすがの達筆。美しく大らかな文字。
最澄の筆はその息遣いまで伝えるかのような活き活きとしたもの。
この二つは文字を見ているだけでその凄みと空気感に感動。
レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画を目前にした時に似た感覚、両者ともに素晴らしい。特に最澄のものは普通のレベルの「美しさ」ではないものがあっておもしろかった。

伝教大師筆尺牘(久隔帖).jpg


最澄の久隔帖
最澄(伝教大師、767~822)が高雄山寺(今の神護寺)の空海のもとにいた愛弟子の泰範に宛てた書状。現存する唯一の最澄自筆書状で、「久隔清音(久しく御無沙汰を)」と書き出しているところから、「久隔帖」と呼ばれて名高い。内容は、先に空海から送られた詩の序のなかに知らない書物の名があり、唱和する詩を作るために、その図儀や大意を空海に聞いて知らせてほしい、というものである。  時に最澄は47歳。文中、空海を指す「大阿闍梨」の箇所で行を改めるなど、7歳年下の空海に対して礼を尽くしている。  この書状は、最澄と空海との親しい交わりを示すと共に、最澄の真摯な人柄と恭謙な心情をうかがわせる。文字は清澄で格調が高い。  「久隔帖」は江戸時代には青蓮院に伝えられており、多和文庫(香川県大川郡志度町の多和神社)を経て、美術品の蒐集家として知られる原三渓(1866~1939)が所有していた時期もあった。





http://www.narahaku.go.jp/index.html

金剛般若経開題残巻(弘法大師筆).jpg



空海の金剛般若経開題
空海(弘法大師、774~835)が、義浄訳『能断金剛般若経』を密教の立場から解釈したもの。文中には加筆訂正の跡が著しく、空海の自筆草稿本であることを明らかにしている。文字の運筆は鋭くかつ軽妙で、空海の草書の面目をよく伝えている。  もとは醍醐寺三宝院に伝来していたようで、早くに切断され、現存するのは約150行である。この残巻は有栖川宮家→高松宮家に所蔵されていた38行で、このほか京都国立博物館が所蔵する残巻63行(国宝、神光院旧蔵)やいくつかの断簡の存在が知られている。なお大正12年(1923)の大正大震災の折に、86行分は焼失してしまった。  弘仁4年(813)10月25日に、藤原葛野麻呂が『金剛般若経』187巻の書写供養をおこなった際、空海がその願文を執筆しており、本書はその折に作られたとする説がある。


禅院額字 前後.jpg


禅院額字 前後
中国 南宋
京都 東福寺
これも迫力がありました。


博物館の後、学園前まで近鉄に乗っていったのが、大和文華館。ここは今回が初めてでしたが素晴らしい美術館。規模は大きくありませんが、内容は…素晴らしい!!

http://www.kintetsu.jp/yamato/index.html


一字蓮台法華経〈普賢菩薩勧発品〉.jpg


こちらは平安時代の巻物 国宝 一字蓮台法華経(普賢菩薩勧発品)
金を散らばめた装飾性の高いもの、一文字一文字も蓮で装飾されています。


雪村自画像.jpg



呂洞賓図.jpg


こちらの見所は雪村!すごいです!!
画像は見つからなかったのですが、このほかに大規模な屏風絵 花鳥図屏風、その隣は狩野元信の瀑布図があり、異様なまでの迫力に満ちた展示。。。

すばらしい展示に魅了されました。



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